abc/EQIDENをよりお楽しみいただけるよう、用語集を作成しました。
abc/EQIDENやクイズの世界でよく使われる特徴的な言葉をピックアップし、50音順に掲載しています。
1問目
abcでは早押しクイズの問題を約800問用意していますが、どの問題から早押しクイズが始まるかは決まっていません。毎年、2Rの第1組で読まれる早押しクイズの開幕1問目の問題番号を、その組に参加するペーパークイズ1位の選手が直前に指定します。
裏abc
abc/EQIDENで使用する予定の問題を用い、abcと同様のルールで行う問題リハーサルの通称です。大会参加資格のない方のうち、問題を20問以上提出いただいた方をご招待しています。裏abcでのフィードバックをもとに、最終的にabc/EQIDENで使用する問題を完成させます。
近似値クイズ
数字を当てるクイズに答え、より正解に近いほうを優位とするクイズを「近似値クイズ」と呼んでいます。abc/EQIDENでは、団体戦・EQIDENの参加エントリー時に、参加優先順位を決める手段として用いています。
公式ガイドブック
abc/EQIDENの参加者には、各大会のルールや「EQIDEN出場チーム完全データ」を記載した「公式ガイドブック」が配布されます。「完全データ」には、EQIDENに参加する各チームのメンバー情報が全員分収録されます。
サークル
EQIDENでは、学生たちによるチームが日本一をかけて戦います。1つのサークルから出場できるのは1チーム・最大10名と決められており、活動頻度と活動場所の条件を満たす「教育機関チーム」と、審査により認められる「その他のチーム」に分けられます。
シード
EQIDENでは、本戦に進出した12チームに次回大会のシード権が与えられます。シード権を持つチームは、ペーパークイズによる第一予選を無条件で通過できるうえ、第二予選でそれぞれ別の組に配置されます。
次点
48人が通過するabc 1Rのペーパークイズにおいて、第48位の次にあたる第49位の参加者を「次点」と呼びます。2Rへの進出はできませんが、通過者と同じ形式のネームプレートが授与されます。
Swedish 10
abc 3Rの「Number 10」で第11回大会(11th)から採用されているルールです。詳細は「abcルール」をご参照ください。
スター
これまでのabcの実績に基づく選手の実力の指標を「スター」といい、公式ガイドブック等に掲載されます。
0.5☆:abc 1R(ペーパークイズ)100位以内経験あり
☆:abc 2R進出経験あり
☆☆:abc 3R進出経験あり or 1R 24位以内経験あり
☆☆☆:abc 準決勝進出経験あり or 1R 12位以内経験あり
☆☆☆☆:abc 決勝進出経験あり or 1R 4位以内経験あり
☆☆☆☆☆:abc 優勝 or 1R 1位経験あり
無印:上記の経験なし
正誤判定
大会中、クイズの答えが正解か不正解か、もしくは試合を止めて審議するのかを判定する役割を「正誤判定」と呼びます。abcの正誤判定は、大会の問題を統括する「問題チーフ」が務めることが通例となっています。
セコンド
abc 決勝に出場する選手は、ひとりにつき2名まで「セコンド」というサポーターを呼ぶことができます。選手はセコンドとともに、タイムアウト中の作戦会議などを行うことができます。クイズサークルの仲間や先輩・後輩など、関わりの深い人をセコンドに呼ぶ選手が多くなっています。
ターンオーバー
abc 1R通過者に与えられるネームプレートには、一方の面にペーパークイズの順位が、反対の面にその順位を獲得した選手の名前が書かれています。歴代の大会の多くは、1R通過者発表の際にネームプレートの順位の面を"裏返す"という演出を行っており、その際のかけ声「ターンオーバー」がいつしか通過者発表そのものを表すようになりました。「ターンオーバー」の後、通過者は即座に壇上へ移動し2Rの早押しクイズへ挑みます。
タイムレース
制限時間を設け、その間は司会進行のかけ声や観客による拍手などを挟まずにノンストップで問題を出題し続ける、早押しクイズの特殊な形式です。abc/EQIDENでは、abc 準決勝の「Nine Hundred」で行われます。ルールの詳細は「abcルール」をご参照ください。
10 up-down
abc 3Rの「Number 10」で第1回大会(first)から採用されているルールです。詳細は「abcルール」をご参照ください。
10 by 10
abc 3Rの「Number 10」で第1回大会(first)から採用されているルールです。詳細は「abcルール」をご参照ください。
トリプルセブン
abc 決勝で第8回大会(eighth)から採用されているルールです。「7問正解で勝ち抜け」というルールの早押しクイズを最大7セット行い、最初に3セットを獲得した選手が優勝となります。詳細は「abcルール」をご参照ください。
Number 10
abc 3Rで行われる4種類のコースを、まとめて「Number 10」といいます。すべてのコースで、最短10問正解すれば勝ち抜けられることが由来です。各コースの詳細は「abcルール」をご参照ください。
ネームプレート
abc 1Rのペーパークイズを通過した選手には、自身の名前とペーパークイズの順位が書かれたネームプレートが授与されます。クイズの試合中は、解答席にこのプレートを掲示します。ペーパークイズの順位によって、プレートの色と2Rの獲得アドバンテージは以下のようになります。
赤色=ペーパークイズ1~4位(3ポイント)
青色=ペーパークイズ5~12位(2ポイント)
黄色=ペーパークイズ13~24位(1ポイント)
緑色=ペーパークイズ25~48位(アドバンテージなし)
Next
abcの大半のラウンドでは、司会者が「Next!」というコールを発すると次の問題が読まれます。現地での観戦時には、このコールが聞こえたら特にお静かにお願いいたします。
敗者復活戦
abc 準決勝の前の「Extra Round」で行われる、ベスト8を除く敗者全員が参加するラウンドです。ここでの勝者1名は「敗者復活」として準決勝に参加できます。詳細は「abcルール」をご参照ください。
早押しクイズ
abc/EQIDENの大半の試合では、問題が文章で読み上げられ、早押しボタンが押された瞬間に読み上げがストップする形式の早押しクイズを行います。また、テレビ番組などとは異なり、誰かが答えたら、正解・誤答にかかわらずその問題を終了して次の問題に移る形式を採用しています(クイズの世界ではこれを「シングルチャンス」などと呼びます)。
YouTubeのabc/EQIDEN公式チャンネルで、一部大会の動画などを公開しており、実際の早押しクイズをご覧いただけます。
百傑
abc 1Rのペーパークイズにおいて、第100位までに入った参加者のことです。50位から100位の参加者は、大会終了後に会場で流れる映像にて名前が発表されます。
二つ名
abc 準決勝の開始時、司会によって選手が一人ずつ解答席へ呼ばれる盛大な演出があります。このとき、選手の名前は、一人ひとりに与えられた「二つ名」とともにコールされます。なお、敗者復活に成功した準決勝の参加者には二つ名は与えられません。
Freeze 10
abc 3Rの「Number 10」で第20回大会(20th)から採用されているルールです。詳細は「abcルール」をご参照ください。
ラストイヤー
abc/EQIDENの参加資格が与えられるのは主に大学4年生までの学生ですが、その方たちがabc/EQIDENへ参加できる最後の年をラストイヤーと呼びます。参加資格については「よくある質問」をご参照ください。
連答
abc 2Rの早押しクイズでは、他の選手の正解も自分の誤答も挟むことなく連続で正解すると、得られるポイントが通常より多くなります。これを「連答」といいます。詳細は「abcルール」をご参照ください。